水木しげる氏顕彰碑
足跡
大正十一年生まれ 境港市(現在の入船町)の風土や妖怪の伝説にふれて育つ
第二次世界大戦の激戦地ラバウルで従郡 九死に一生を得るも 左腕を失う
終戦の翌年に幅員 紙芝居画家などを経て漫画家となる
昭和四十年代 漫画雑誌やテレビの普及と共に「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」
「河童の三平」などをヒット作により 妖怪漫画家として不動の地位を築く
民俗学や世界の妖怪にも造詣が深い 冒険家 妖怪研究家でもある
東京都調布市在住
平成三年 紫綬褒章 平成十五年朝日小綬彰
平成十一年 境港市特別功労表彰
功績
水木しげる氏は妖怪をモチーフにした境港の活性化に全面的に
協力し 境港市は「水木しげるロード」「水木しげる記念館」
などを通じて 鳥取県でもっとも活気ある観光地となった
境港市の地名を全国的に広めた功績は 他の比類なきものであり
その功績を末長く讃えるため ここに顕彰像を設置する
平成二十一年三月八日
境港市長 中村勝治